集中線にスピード線!!効果線を使えば、迫力や躍動感がUP!?
みなさんこんにちは。
30歳から漫画家目指して奮闘中。ハンバーガー大好きたろX(たろっくす)です。
前回、「描き文字」の練習についての記事を書きました。
当たり前ですが、ほかにも習得すべき漫画のスキルはたくさんあります。(多すぎ!)
それらを一つずつ習得していくことが、結果、漫画上達への近道ではないかと考えております。(かわいい女の子ばかり描いてても、漫画は描けねーぞってこと)
急がば回れです。
そんなわけで、最近練習していたお題は、「効果線」です!
目次
効果線ってなに?とりあえず描いてみた。
さっそく、今回のテーマ「効果線」について。
そもそも、それって何なのよ?という方もいるかと思います。私もそうでした・・。
実際描いてみるのが一番早い!
てなわけで、インターネットで調べた知識と、手元にある漫画をもとに、練習がてら描いてみました。
・集中線
漫画の中で、一番目にするものじゃないでしょうか。コマに迫力が出る!あるとないとでは大違い。弱いモンスターでも効果線をつければラスボスより強そうに見えない?
・スピード線(へたくそですいませんw)
キャラや物が動いている様子を表現するためのもの。スポーツ漫画やバトル漫画なんかは、スピード線で動きを表現するのが基本。スポーツカーよりカブのが速そう!
集中線とスピード線。この2つは馴染みがあって、とっつきやすかったです。
・カケアミ
擬似的に濃淡をつける手法。結構めんどくさい。(画像右の要領で、埋め尽くしていくとグラデーションができる)
現在はスクリーントーンがあるため、あまり使われていないらしい?ただ、独特の味があり、よく見ると色々な漫画で使われている。派生技もたくさん。
・カケナワ
上のカケアミの親戚。これまためんどくさい。(画像右のように短い線を繋げていく)
禍々しい雰囲気がでて、結構好き。
これらが代表的な効果線といわれるもの。(他にもまだまだあるよ。)
※注意して見ると、カケナワなんかも、結構色々な漫画に使われてます。↓
個人的に「HUNTER×HUNTER」は効果線のテクニックが多いと思いました。そりゃ休載が多くなるわけだ!!
とりあえず量をこなせ!色々描いてみました!
こういったテクニック全般にいえること。それは、「習うより、慣れろ!!」
・・・。
ですよね。
上で挙げたテクニックを試行錯誤をかさね反復練習してみました。その一部をご覧ください。
<思ったことや気づいたこと>
・下手なりにでも、効果線をつけると漫画っぽくなる。
・慣れないうちは原稿用紙がめちゃくちゃ汚れる。 定規や手にいつの間にかインクが・・・。
・定規の使い方が肝。画鋲を中心に刺す方法は、個人的にやりづらかった。
・根気と集中力勝負。眠い時や疲れているときは避けるべき。
・デジタルの場合、かなりのスピードで効果線を引けるらしい?
・天津飯を初めて描いた。
集中線の上級テクニック、『ベタフラッシュ』も練習してみました。
慣れるまでは相当難しい。序盤は、進行方向と反対に定規が動いて、滲んで終了ばかりでした。
ああー、ただ、線を引くだけなのに相当な疲れ。漫画の1コマなんて、読むのは一瞬なのに、描くのは相当な時間がかかることが身に沁みました。漫画家ってほんと凄い…。
ほんのちょこっとだけ、漫画を描いてみたよ。
効果線の練習の成果を試すため、2ページですが、漫画を描いてみました。効果線といえばバトル漫画ですので、一応バトル漫画です。
へったくそですが、相当時間かかりました・・・。ただ、こうやって描き続けることが大事だ 涙
で、タイトルの通りですが、集中線とスピード線を描きこむことで、動きに迫力や躍動感が出ることが実感できました!この収穫はでかいですね。
とりあえず、効果線はこのへんにして。
次のスキルの練習に移りたいと思います。ちなみに次は『トーン貼り』をやってみるつもりです。
また次回!さようなら。
ちなみに今回使ったペンや道具はこちら。
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