たろXの『下手なら描かねば!』

ガチの素人、30歳から漫画家を目指し始めたおっさんの現在進行形型リアルドキュメント。果たして夢は果たせるのか!?

みんな苦手な手の描き方について考えてみた結果。

 

 

 

 

 

自分の内なるものも外なるものも、見ているものを変える必要はない。

ただ、見方を変えればいいのだ。

                                            ―タデウス・ゴラス―

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みなさま、こんにちは。漫画家を目指している左利きのおっさん、たろX(たろっくす)です。

 

いきなりですが、『手』って描くのめっちゃ難しくない!?

 

 

ということで、今回は『手』!!手の練習をいっぱいしました!!!

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目次

 

 自分だけじゃない。みんな悩んでいる『手』の描き方。

絵描きにとっての悩みの種、それは『手』の描き方。

かくいうわたしも、手を描くのが苦手!へたくそ!

 

いや、へたくそなのは手だけじゃないけどな(*‘ω‘ *)テヘ

 

 

手はとにかく難しい。

プロでも頭を悩ませることがあるのだとか・・・。

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ちなみに、検索エンジンに「手」って文字を打ち込むと、候補の相当上位に「手 描き方」と表示されます。

みんなも相当悩んでいるということだね。

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そのくせ、

手は描かなければならない場面が非常に多い。

イラストでも漫画でも。

 

だって、人間の動作や仕草などを表現する場合、ほとんど手が絡んでくるもんね。

 

 

「手がうまく描けなかった・・・。それ以外は結構いい感じなのに・・・。」

絵を描いている人、こんな経験したことあるはず!

私のお帳面にも、手がうまく描けていないせいで、微妙になってしまった絵がたくさん。(原因はそれ以外にもたくさんあるけどな(*‘ω‘ *)テヘ)

 

 

はあ・・・。

 

 

 

しかーし。言い換えれば、

 

『手』をばっちり描くことができれば、我々のへたくそな絵でも、魅力が数段アップすること間違いなし!!ということではなかろうか。

 

 

レベルアップのチャンスですな!がんばろうぜ!!

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手を描くのが難しい理由は? 

何度もいうけど、手って難しい。(しつこい)

人間の部位の中で断トツではなかろうか。(みんなドラえもんみたいな手だったらよかったのに)

 

なぜ難しいのか?理由をちょこっと考えてみた。

 

 

 

<手が難しい理由>

  • 構成しているパーツがとにかく多い。指とか爪とか節とかしわとか何がなんやら。
  • 手の平と甲でまったく違う表情をしている。平と甲、両方見えるアングルだと大変。

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  • 複雑に動く。グー・チョキ・パーにきつねにファ○クとポーズは無限。

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  • 日常生活のなか、手が視界にいる時間が多いので、手の正しい姿を誰でも知っている。バランスがおかしかったりすると誰の目にも気づかれてしまう。

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うーん、そりゃ難しいわな。

  

でも、どうにかこうにか手を上手に描きたくって、「手 描き方 コツ」で検索してみるんですが・・・。

 

 

四角と円柱に置き換える方法や、色分けしてグループに分ける方法などが出てくる。

ただね、本当の初心者向けじゃないんだよね。ある程度描けることが前提。どれもこれも。

 

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いやいやいや。簡単じゃねーよ。

 

ってなるわけですよ。

 

 

とほほん。

 

 

 

手を上手に描く一番の方法見つけました。

 

ちょっとまってほしい。  

手が描けないっていうけど。

 

目の前に手あるじゃねーか!自分の手が!

 

 

こんなもん、カンニングし放題のテストみたいなもの。

 

 

なのに何故?

何故描けない!?

 

 

・・・。

 

 

わかっちゃいました。

 

 

ちゃんと見ていないから。

 

  

いちいち見ながら描くのを面倒くさがってるだけなんだよね。

手なんて見なくても知ってるしって。

で、なんとなーく雰囲気だけで描いてみるけど、でき上がった手はクソ。

 

その絵を見て、手は難しいわ!!っていうループに陥るわけです。

 

これじゃあ一生描けないわな。

 

 

手に 限らず、〇〇が描けないっていう原因のほとんどはこれなんじゃなかろうか。

 

たしかに、たとえ見ながら描いたとしても、バランスがおかしかったり歪んだりと100点満点が取れるわけではない。

 

 

しかし、パーツとかそれぞれの比率とかしっかり考えながら描けば

へたくそなりにもマシにはなるはずだ!!

 

 

 

つまり、

手を描くコツ=しっかり自分の手を見ながら描く

 

これが最強ってこと。

 

 

しっかり見ながら描くことに+αするという意味で、上で挙げた色分けとかのコツが活きてくるわけです。手というものを理解せずに、円柱に置き換えたりグループ分けしても描けるようにはならないってことですね。

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 「じっくり見る」が基本。

 

 

・・・。

 

 

 

で、試しに、自分の手をじーっくり見ながら描いた結果。

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ま、まあ。最初だしね( ;∀;)・・・・。 

 

 

 

こんな感じで、手を描く場面が出てくる度に自分の手をしっかり見ながらコツコツやっていけば、

いづれ、見なくても描けるようになるはず。ササっと。

脳みそに「手」というものを完璧にインプットしてやろうぜ!

 

 

この考えをもとに、 手をしっかり見つめながら3日くらい描きまくった結果、

色々脳みそに刻み込むことができた。関節の比率とか爪の見え方とか。

 

 

※以前よりはマシになった

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こんな感じで、絵を描くことっていうのは、

しっかり見て、頭に入力。そしてそれを出力する。これしかないわけですね。

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みんな頑張ろう。

 

 

おまけ。手のモデルを作ってみたよ。

ちなみに自分の手を見るっていったって、小指側は非常に見づらいのは事実。さらに右利きなら右手を見ながら描くことは不可能だし。

 

そんなときは鏡を使えってことなんだけど、結構難しいんだよね。アングルとか。

 

で、手のモデルを作ってみました。

 

 

ゴムの手袋と油粘土(一袋で足りました)を用意。

 

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粘土を詰めていきます。結構難しいけど。パンパンに。

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 粘土だから、いろんなアングルやポーズも自由自在!(油粘土だから密閉しておけば乾かない) しめて300円くらいで超安上がり!

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これで見づらい小指側も楽勝!

これからどんどん活用していこうと思います!

 

 

 

ではまた!