2ページ漫画3作目!おっさんが女子力全開で「恋愛漫画」を描いてみた!!
みなさま、こんにちは。今日から新年度!たろX(たろっくす)です。
今回も実戦形式の練習として、2ページ漫画を描きましたよ!
ちなみに、3作目。2ページ×5作チャレンジの折り返し地点です!テーマは「SF × 恋愛」!
目次
- おっさんが、恋愛漫画を描くとこうなった。
- SFと恋愛をミックスさせるにあたり・・・。
- 恋愛漫画には、イケメンとカワイイ女の子が必要である。
- ストーリーを考えている間は、乙女の気持ちに。
- ネームは小さく超適当に描いてみた。
- ペン入れ後違和感。なんか絵柄が古い?
- トーンを貼る、貼る。こりゃきつい。
- 「SF × 恋愛」 総括を
おっさんが、恋愛漫画を描くとこうなった。
今回のテーマは、「SF×恋愛」ということで。
今回も、かなり難しかった・・・。難しいというか、色々つらかった。
とりあえず、完成原稿を見ていただきたい。
いかがでしょうか。
・・・。
自分の感想を一言で。
『イケメンとかカワイイ女の子描くの苦手!!』
いつも、色物キャラばっかり描いてたから、今回のような若い男女を描くのは相当に難しかったw特にカワイイ女子を描く練習を、今後、絶対にしようと思いました。
流行りの絵柄に合わせる必要はないけど、やっぱりネットでよく見かけるような、カワイイ女の子を描いてみたい!
で、ここからは、作成過程の振り返りをしていきたいと思います。
興味がある方、是非是非、続きをご覧ください。
SFと恋愛をミックスさせるにあたり・・・。
「SF × 恋愛」ということで、当初の考えでは、舞台は宇宙、タコみたいな宇宙人と宇宙飛行士(男)の恋愛にしようとしました。つまり、SFっぽさをメインにしようと。
ただ、宇宙船内部の描写や宇宙服などをうまく描くことができず・・・。さらに、ギャグっぽい話になってしまいそうだったので、路線変更。
恋愛を主体にすることに。
・・・。
32歳のおっさんが、恋愛漫画を描く・・・。
きもry
別にいいじゃねーか!!
恋愛経験は少ない、ただ、妄想経験は豊富なおっさんが恋愛漫画を描くぞ!
恋愛漫画には、イケメンとカワイイ女の子が必要である。
ストーリーよりもまずは、登場人物から。当然、男女が登場する。
恋愛漫画に不可欠なもの、それはイケメンとカワイイ女の子。
む、難しいぞ・・・。
ちまたでは、カワイイ女の子の描き方といったハウツーがいっぱいあるけれど、あまり興味がなかった自分。
ただ、漫画にヒロインはなくてはならない存在なわけで。いつかは女の子を描く練習をしなくてはなあと思いながら、ここまで来てしまった感じ。
結果、まあ、微妙な女の子になってしまった・・。
さらに、イケメン。
いやあ、描く気が失せるぜ!!この世で最も忌むべき存在のイケメンをいっぱい描かなきゃならないなんて、萎える!!いやだ!
こんな感じで、慣れないことだらけで、四苦八苦しながらも、一応キャラが決定。
ストーリーを考えている間は、乙女の気持ちに。
キャラが決定したので、次はストーリーを。
ざっくりと、宇宙人のイケメンと女の子の恋愛ということは決めていたので、その内容を。
いやあ、二児の父のおっさんが若い男女の恋愛話を作るのはなかなかにキツい。
色々キツい・・・。
通勤途中、仕事の合間、ベッドの中、
おっさんがあーでもないこーでもないと恋愛の妄想を・・・。
込み上げる自己嫌悪?wに耐えながら、考えつづけていると、徐々に乙女な心が芽生えはじめました。
やっぱ女の子って言葉で伝えてもらうと嬉しいとか、好きになったら一直線よね、とか。
気づいたら、女子力が53万を超えており、無事にストーリーも完成しました♡
ネームは小さく超適当に描いてみた。
インターネットで「ネーム」について調べると、ネームの描き方について色々でてきます。
その中で、ネームを小さく描くという方法がピンときたので、試してみることに。
これまでは、1枚の紙=1ページというようにネームを描いていましたが、話やコマ割りを変更しようとした際に、大掛かりな修正をしないといけなくなります。めんどくさい!
1枚の紙に複数ページを小さく描くことで、修正が楽になるとのこと。
で、やってみた。
小さい=描く量が少ないから超楽!というか、ほとんど描いてねえ!w
今回は、頭の中でほとんど作って、それをもとに下絵を描いた感じですね。
ペン入れ後違和感。なんか絵柄が古い?
下絵にそってペン入れ終了後。なんかすごい違和感。
なんか、恋愛漫画っぽくない線だ・・・。いや、劇画みてーじゃねーか!!
手元にあったジャンプの恋愛漫画をよくよく見てみると、線が均一で細い。
ああ、そうなのね。恋愛漫画のイケメンとかカワイイ女の子は細い線の方が圧倒的に映えるのか。
ただ、線以外も何か違う。
そう、陰影でした。
陰影を手書きでつけた結果、なんだか劇画感が。
おかしいなあ・・。
そこで、またまた、手元のジャンプを。
・・・・。
トーンだらけじゃねーか!
それも、恋愛漫画に限らず、トーンで陰影をつけていることが多い。陰影=トーンって言っても過言じゃないくらいトーンだらけ。
ああ、面倒くさい・・・orz
流行りの漫画のトーンの多さに気が付く。
しかも、陰影以外でも、あらゆる場所にトーンが貼ってあることに気づいてしまった・・・。
ああ・・・orz
ふ、古い漫画ならどうだ・・?
ダメだ。やっぱり漫画って思っていた以上にトーンが多い。
見えていたようで見えていなかった事実に気がつき、震撼しました・・・。
トーンを貼る、貼る。こりゃきつい。
以前、初めてトーンを使った際は、楽しくてしかたがなかったトーン貼り。
しかし、人気漫画に使われている膨大な量のトーンを目の当たりし、霹靂。
自分の漫画にも、今までになく貼っていくが、まさに苦行。つらい!
ただ、貼れば貼るほど、ちょっとずつマシになっていく感が。
で、なんとかかんとか、苦行を終え、完成!!
今までで、一番時間がかかりました。漫画を描く=命を削るってのは本当だ。(偉そうにすいません)
「SF × 恋愛」 総括を
<描いてみた感想>
・キャラづくり、ストーリーづくり、原稿づくりとかつてない苦戦の連続だった。
・漫画を描く=トーンを貼る といっても過言ではない!
・女子目線の話づくりを心掛けた。
・現代物を描くのは慣れてると思ってたけど、難しい。
・カワイイ女の子を描く練習が必要。
・服装を考えるのも大変。今回はZOZOTOWNを参考にした。
・キャラのアップはかなり画力がものをいう。描きこみが少ない分ショボさが目立つ。
<良かった点>
・キャラのアップ、しかも横顔を頑張った。
・ストーリーはわりと好き。
・何度も折れそうになったけど、描き切れた笑
<苦労した点・ダメな点・課題>
・トーン貼りがつらかった。好きだったのに。
・女の子が微妙。自分のなかで描ける女子のバリエーションが少ないことに気が付いた。
・壁ドンの描写がまったく納得いっていない。手が下手。
・SF感がちょっと薄い。
・へたks
とまあ、こんな感じでした。
いやあ、時間も掛かったし、苦労した分、大事な作品になりました。
なんとか、「2×5チャレンジ」を折り返すことができてよかった。
次回は、第4作目「ホラー×音楽」!!
まったくお話が思い浮かばないけど頑張りますw